これは、私がある進学塾で働いていたときの話。
ある日私は、入塾試験に来る親子をお出迎えしていた。
そのとき私は35歳。だからたまに、自分の同級生が
子どもの親としてやって来たりしていた。仲良かった人
とはざっくばらんに話し、でも人によっては、やはり声を
かけられずにやり過ごすこともあった。
その中で一番印象的だったのは、中学時代同級生のTさん。
顔が変わってなくてすぐ分かったのだが、でも声をかけ
られなかった。。だって彼女、顔はそのままでも人生は
だいぶ変わっていたのだ。昔は散発屋さんの娘、学校も
普通の高校へ進み、大学にも行っていない。そんな子が
今や医者婦人で、子どもも地元の有名私学の小学校に通学。
いわゆる、セレブになってたのよ!! 本当にビックリしました。
車も結構いい車に乗っていた。多分、ゴールドカード生活
だなって思いました。あの庶民のTさんが・・・ねえ。。。
複雑な思いで結局声をかけられず、彼女を見送ってしまいましたた。

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